- 2020年6月17日
助産師さんと塩酸リトドリン(ウテメリン)
さてこんなことはありませんか? 陣痛が順調にきていた人が、医師が内診しにきたら陣痛が遠ざかってしまった。 おそらくこんな経験はあるのではないかと思います。 今回はその謎に迫りたいと思います。 助産師さんの分娩時に果たす役割は本当に大切で […]
さてこんなことはありませんか? 陣痛が順調にきていた人が、医師が内診しにきたら陣痛が遠ざかってしまった。 おそらくこんな経験はあるのではないかと思います。 今回はその謎に迫りたいと思います。 助産師さんの分娩時に果たす役割は本当に大切で […]
今回は産科DICについて見ていきたいと思います。 ところでDICとはどんな病態か説明できますか? 僕も医学生のころは病態がよくわからなくて色々調べたことを覚えています。 まずDICを理解する前に、血液凝固について見ていきましょう。 血液凝固を理解する […]
前回までは胎児心拍数モニタリングの基本的な読み方について説明しました。 今回はより実践的な判読方法について考えて見たいと思います。 大切なことは、 ①基線と基線細変動を確認すること です。 そして、モニター波形がなかなか取れない場合は、 […]
前回までは、正常および異常分娩について説明してきました。 今回からは初学者にはなかなかイメージがしにくい胎児心拍モニタリングについて説明していきます。 注意 これはあくまで初めてCTGを学ぶ人向けです。 胎児心拍モニタリングであるCTG […]
前回までの講義では主に微弱陣痛の概論について説明してきました。 今日は特に続発性微弱陣痛について説明していきます。 微弱陣痛や分娩停止の原因はいろいろとあります。 各回旋の段階において、どんな異常があるのかをまとめました。 それでは順番に各過程につい […]
はじめに 前回(第1回(回旋)、第2回(分娩第1-2期 胎児娩出まで)、第3回(分娩第3期 胎盤娩出))までは正常分娩について説明しました。 今回は異常分娩について説明していきます。 この講義では母体側の原因(分娩停止・微弱陣痛など)と胎児側の原因( […]
前回までは分娩第2期までお話しました。 今回は分娩第3期について見ていきましょう。 分娩第3期は胎盤が娩出されるまでです。 胎児が娩出され子宮がさらに収縮するようになると子宮と胎盤の接触面にズレが生じ、胎盤が自然と剥離するようになります […]
僧帽腱膜下血腫と頭血腫の鑑別は国家試験でも頻出で有名だと思います。 骨縫合を超えるものは僧帽腱膜下血腫、超えないものは頭血腫で、特に僧帽腱膜下血腫は危険とくらいしか覚えていないかもしれません。 僧帽腱膜下血腫の図を検索してみると、そこまで危険な感じは […]
前回は胎児が娩出するまでの動きである回旋について見ていきました。 今回は実際に分娩がどのように進むのかについて考えていきます。ご存知のように分娩はおおきく3つの段階に分けて考えていきます。 分娩第1期:子宮の出口が全開大するまで(第1か […]
はじめに この分娩講座は、50年以上もの間、述べ2万人以上のお産に関わられた「お産の神様」とも呼ばれる先生(70歳台後半の現役産婦人科医)からご指導いただいたことを書かせていただきました。 さて国家試験の勉強などをしていてなかなかイメージがつかないと […]